11月に入りました!
一気に空気が冷たくなり、冬本番がそこまで近づいてきているのがわかります。
やはり、この時期に急増するお悩みが冷え!
今回は冷え性対策にぴったりのツボや日常生活での過ごし方をご紹介します!
冷え性チェック
- 手足の先やお腹を触ると冷たい
- 冷えるとむくみや肩こりなどの症状が出る
- 汗をかきにくい・汗をかきやすい
- 生理痛がつらい
- 貧血気味
- 運動をあまりしない
- 温かいものを摂らない
- 夏でも冷える時がある
いかがだったでしょうか?3つ以上当てはまったら冷え性の可能性があります!
冷えは万病の元。体の体温が低くなると疲れが取れないだけでなく、風邪や生活習慣病にもつながってきます。
女性に多い冷え性
冷え性の方が女性に多いのは理由があります。
まず、筋肉量の差が男性と大きく違います。筋肉は熱エネルギーを作り体温を高め、冷え性になりにくくします。女性は筋肉がつきにくくそして量も少ない方が多いです。そのため、熱を作りにくく冷えてしまう方が多いのです。また、筋肉は末端の血液を心臓に戻す作用があります。筋肉が少ないと心臓へ戻る力も不足して、血行不良となりむくみへもつながります。
そして、女性には月経があります。月経を起こすホルモンがストレス、無理なダイエット、生活リズムの乱れなどで自律神経が乱れることにより冷えへとつながります。
東洋医学的な考え
東洋医学では血が大きく関係してきます。
血の巡りが悪い状態を『瘀血(おけつ)』と言い、肩こり・のぼせ・生理痛・生理不順・肌荒れなどの症状が出てきます。
体を巡らせてくれる血が足りない状態のことを『血虚(けっきょ)』と言います。体が血虚の状態だと、全身に栄養が行き渡らずに貧血・肌の乾燥といった症状がみられます。
また、『気虚(ききょ)』といって、体全体のエネルギーが不足している状態も冷えへとつながります。気虚は冷えだけでなく、疲れやすい・下痢などの症状がみられます。
寒さが本格的になる前に対策を!
12月に入ると雪も降り始める頃!ますます寒さがつらくなります。そんな冬を乗り越えるためにも今のうちからできる対策をご紹介していきます。
1.筋肉をつける
冒頭で記述した通り、筋肉は熱のエネルギーを生み出してくれます。特に、下半身は大きな筋肉が多いためスクワット・ヒップリフトといったトレーニングで脚の筋肉を鍛えましょう!
2.生活リズムを整える
「休みの日だから長時間寝ていよう」「明日早く起きないといけないのに、映画に熱中しすぎて寝る時間が遅くなってしまった」皆さんもこんな経験があると思います。自律神経が乱れる原因は生活リズムの乱れも関係してきます。平日と休日で寝る時間・起きる時間が違うだけでも影響してくるので、睡眠のリズムだけでも乱さない生活を心がけましょう!
3.体を温める習慣をつける
スカートの履く機会が多い方はより冷え性になりやすいです。履く場合は、裏起毛のストッキング、ホッカイロ、マフラーで上半身を冷やさないようにするなど防寒対策を心がけましょう。
食事面では冬が旬の野菜を摂取できると○。冬の野菜は根菜類が多く水分も少ないものが多いため、体を冷やしにくくします。今は季節の関係がなく春夏秋冬の野菜が手に入りやすい時代ですが、冬と反対の季節、夏の野菜は水分が多いため冬に食べることはあまりお勧めしません。毎日の食生活から冷え性対策をしていきましょう!
セルフでツボ押し!
冷えのケアにぴったりなツボを3つ紹介していきます!

血海
太ももの内側にあり、膝のお皿の内側から指3本分上がった場所にあります!
血海はその名の通り血を補い、そして巡らせる効果のあるツボです。女性で生理痛、生理不順などがある方にもお勧めのツボになっています。
三陰交
内くるぶしから指4本分上がった場所にあります!
ここは婦人科系の調整の作用があるツボになっています。それと同時に水の巡らせ、むくみに効果のあるツボでもあります。
湧泉
足の裏にあり、横から掴んだ時にできる『人』の字にできるシワの頂点ところ。
湧泉は気の巡りをよくしてくれる効果があります。また、体のだるさ・疲れ・腰の痛みにも効果のあるツボです!
おうちでできるお灸もこのポイントを温めてあげると○。
ツボを押すだけでなく足首を回したり、ふくらはぎのマッサージも一緒にしてみてください。足全体の血流が良くなり、より効果を実感しやすくなると思います。
最後に
いかがだったでしょうか?
冷え性の改善はじっくり時間をかけて体質改善をしていくことで効果を実感しやすくなります。あなたのそのお悩みももしかしたら冷えが原因かもしれません。
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12月から新メニューとなります!ご予約の際はお気をつけください。